1985年に初めて提唱された。
Remitting Seronegative Symmetrical Synovitis with Pitting Edemaの頭文字を取って名付けられた。
直訳すると、「寛解性、RF陰性、対称性、滑膜炎、浮腫を伴う」ですね。
臨床的特徴は以下の通り。
・60歳以上の高齢者に好発。
・比較的急性の発症。
・四肢末端部(手関節、手指関節)の浮腫と関節炎。
→これによる手指屈曲障害
・しかしRF、ANAはともに陰性。
・ESR,CRPは亢進。
・発熱、易疲労感、体重減少、等の非特異的症状も時にあり。
・症状の類似からRAや、また少量のPSL(10-15mg/day)が卓効を示すことからPMR(リウマチ性多発筋痛症)との異同が議論される。
・予後は良く、再発は稀。
・悪性腫瘍に伴う腫瘍随伴症候群として発症することがあり、留意が必要。特に胃、直腸、悪性リンパ腫、卵巣、前立腺に報告が多い。RS3PEの数十%と考えられている。
堤明人:RS3PE症候群 診断と治療Vol.94 No.7 2006(75) 1179-82
ウィキペディア(Wikipedia) RS3PE
http://jpc.vis.ne.jp/BUNKEN/ORTHO/RS3PE/RS3PE.html
